Windows11 23H2機能更新について
先日マイクロソフトから改めてアナウンスがありましたが、Windows11 Proエディション Version 22H2(以下Windows11_22H2と記載)は、2024年10月8日でサポート終了となります。
https://learn.microsoft.com/en-us/windows/release-health/windows-message-center#3341
この為、本記事記述中の最新バージョンであるWindows11 Proエディション Version 23H2(以下Windows11_23H2と記載)への機能更新が必要となるわけですが、組織でActiveDirectoryやWSUSを使用してWindows11_22H2のPC(他のバージョンでも同様ですが)を管理している環境では、機能更新を展開する前には以下のような点を確認する必要があります(一例です)。
・インストールされているアプリケーションの対応情報確認(対処が必要であれば実施)
・インストールされているドライバの対応情報(対処が必要であれば実施)
・新設定の把握(グループポリシーでの追加設定)と対処の決定
・機能更新をインストールするスケジュール作成(検証用PCのみ先行して実施等)
これらの確認・対処を行った上で、ようやく機能更新プログラムを各PCに配信することになりますが容量の大きいファイルの為、ネットワーク環境によっては配信にも時間がかかると考えられます。
管理者としては頭が痛いところではありますが、Windows11_23H2への機能更新の仕方に改善が見られ、Enablementパッケージと呼ばれる、サイズの小さな更新プログラム(KB5027397)をインストールするだけでWindows11_23H2へ機能更新することが可能になっています。
KB5027397: enablement パッケージを使用したバージョン 23H2 Windows 11機能の更新
(前提条件となるパッケージの情報もありますのでご確認ください)
WSUSを使用している環境でKB5027397を入手するには、更新プログラムの一覧の「Upgrades」に分類されている、Windows11,version 23H2 x64 2024-xxB を探して右クリックし、ファイル情報をクリックします。
(図はWindows11,version 23H2 x64 2024-07B の例です)
表示される大量のファイルリストの中から、955D24B7A533F830940F5163371DE45FF349F8D9.cab_windows11.0-kb5027397-x64.cab というファイルを探します(リストの下の方です)。
似たようなファイルが複数ありますのでご注意ください。
また、「ファイルURI」欄も併せて確認し、保存先の情報も確認しておきます。
Windows11,version 23H2 x64 2024-xxB の更新プログラムが承認されていない場合は、WSUSにダミーのコンピュータグループを作成し、そのグループに対してインストールを承認することで、ファイルがダウンロードされますので、ダウンロード完了後にWSUSサーバ内のファイルパスを辿って955D24B7A533F830940F5163371DE45FF349F8D9.cab ファイルを探します。
(図は例ですので、実環境でご確認お願いいたします)
955D24B7A533F830940F5163371DE45FF349F8D9.cab ファイルは34KB程度と小さいファイルなのでこのファイルをWindows11_22H2のPCに配置し、管理者権限でコマンドプロンプトを開き、cabファイルの配置先にカレントディレクトリを移動後、以下のコマンドを実行します。
dism /online /add-package /packagepath:955D24B7A533F830940F5163371DE45FF349F8D9.cab
インストールはすぐに終了し、再起動要求がありますので、再起動後に確認するとWindows11_23H2になっていることが確認できるかと思います。
Windows11PCの運用としては年に1回の機能更新ですが、効率よく進めていきたいですね。
クラウドからオンプレミス、パソコンからモバイルまで
長年の経験で培ったノウハウで
御社のITソリューションに「+α」なサービスを
ご提供いたします。