WindowsUpdateによる障害について
Windows 10は通常ネットワークに接続されている限り、公開されている最新のバージョンにアップデートされ、更新プログラムと呼ばれるセキュリティを含むアップデートを常に行う仕組みになっています。
最新のバージョンとは、公開されている大型アップデートのWindows 10機能更新プログラム(FU:Feature Update)が適用された状態を指し、毎月の更新プログラムは公開された時点でMicrosoftがサポートしているFUそれぞれに適用されるものとなります。
通常は、公開されたらできるだけ速やかに適用することが進められる更新プログラムですが、2021年3月に公開された更新プログラムを適用すると一部のプリンタで印刷を行うときにBSoD(Blue Screen of Death)が発生するという問題が発生しました。
・2021 年 3 月 9 日—KB5000802 (OS ビルド 19041.867 および 19042.867)
https://support.microsoft.com/ja-jp/topic/2021-%E5%B9%B4-3-%E6%9C%88-9-%E6%97%A5-kb5000802-os-%E3%83%93%E3%83%AB%E3%83%89-19041-867-%E3%81%8A%E3%82%88%E3%81%B3-19042-867-63552d64-fe44-4132-8813-ef56d3626e14(引用元:Microsoft社)
この問題はのちに修正された更新プログラムが公開されましたが、途中で印刷したものの一部が欠けるなど別の問題が発生したため何度か更新作業をやり直す必要が生じた人もいたようです。
最近はWeb会議で表示されるのはワードなどのアプリケーションで直接開いたデータを画面共有したり、印刷物で回覧せずともネットワーク上の共有ストレージやクラウドなどで外部と共有することが増えていると思います。
ただ、まだ印刷物が必要とされるサービスや業務もありますし、印刷以外でも更新プログラムを適用したことにより不都合が生じることはあり得ますので、セキュリティ上は必要であっても事前に検証できる体制が望ましいと言えます。
システム管理部のあるような企業では、事前に検証を行いWindowsUpdateも適用タイミングをコントロールしていることがありますが、個々のパソコンで適用する体制になっている場合は適用するだけで精一杯かもしれません。
万が一に備え、更新プログラムなどパソコンやソフトウェアの動作に影響を与える操作を行う場合、データの保全ができるようバックアップを行ったうえで実行するなど、できる防御策を講じてから行うことをお勧めします。
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