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動画編集について

技術解説
ICT支援員として、タブレット端末やパソコンの操作支援を行っていると、先生方から「子ども達の発表した動画を編集してほしい」と依頼される事があります。 動画編集ソフトは多岐に渡りますが、今回は「Windowsムービーメーカー」での編集方法をご紹介したいと思います。
① Windows ムービーメーカーとは?
「Windowsムービーメーカー」は、Windows MeからOSに標準でインストールされた動画編集ソフトで、Windows Vistaまで標準インストールされていました。 それ以降のWindows OSでは標準インストールされておらず、Microsoft社のWindows Liveから無料でダウンロード提供されているWindows Live Essentialsに含まれるようになりました。 有料の動画編集ソフトと比較すると、搭載されている機能が少ないため、凝った編集を行うとなると物足りなさを感じることがあります。しかし無料で導入することが出来て、操作が簡単であるため、初心者でも直感的に扱う事ができます。
② Windowsムービーメーカーで動画を作成する方法
「Windowsムービーメーカー」では、字幕を入れたり、再生速度を倍速やスローに変更をすることができますが、今回は、以下の基本になる操作を紹介いたします。
1. 編集する動画をWindowsムービーメーカーに取り込む
2. 動画の不要な部分を割愛する
3. 編集した動画を保存する(エンコード)
1 編集動画をWindowsムービーメーカーに取り込む
Windowsムービーメーカー画面
2 動画の不要な部分を割愛する
Windowsムービーメーカー画面   Windowsムービーメーカー画面
3 編集した動画を保存する(エンコード)
Windowsムービーメーカー画面   Windowsムービーメーカー画面
最後に
教育現場では文化祭や運動会、グループ発表など様々な行事があります。タブレット端末で行事を撮影した際に子ども達に見てもらうために動画編集する場面も増えているように感じます。 動画編集は、専門のソフトや特殊な技術が必要な分野と思われがちですが、今回のコラムで動画編集に対する敷居が低くなれば幸いです。
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