GIGAコールセンターについて
2020年に開始したGIGAスクール構想の第一弾が今年度末で一区切りになります。
文部科学省の指標として簡潔にまとめてみました。
・ハードICT環境整備の抜本的充実
・小中で児童生徒1人1台コンピューター(2020年度中・4.5万円/1台補助)
・※当初の2023年度から変更
・高速大容量の通信ネットワーク(2020年度中に小中高等・1/2補助)
・ソフトデジタルならではの学びの充実
・デジタル教科書・教材など良質なデジタルコンテンツの活用促進
・教科等ごとにICTを効果的に活用した学習活動の例を提示
・AIドリルなど先端技術を活用した実証を充実
・指導体制日常的にICTを活用できる体制
・ICT活用教育アドバイザーによる説明会・ワークショップの開催
・ICT支援員は4校に1人程度配置(2022年度まで)
・ICT支援員など企業等の多様な外部人材の活用促進
コロナ禍の影響もあり、学びを止めない体制として、端末を持ち帰りWEBで学習をすることで一定の効果があったように思います。
しかし、反対に現場の課題も明確に浮彫となりました。
(1)N/Wの遅延
(2)端末の故障が頻発する
(3)PCの使い方に習熟した先生とそうでない先生の差、つまりリテラシーの差が激しく、授業での利用頻度に差が生じる。
こういった課題をもって2025年度を目途にNEXTGIGAで端末の入替を含む大掛かりなプロジェクトが予定されています。
NEXTGIGAに当たり、N/Wの調査を含む補助金も予定されており、学校のIT環境はかなり改善される見込みです。
NEXTGIGAに向けては、デジタル教科書が標準教科書となったり、全国学力調査がCBTに予定されていたりと学校DXに向け着実に進んでいくのが手に取るようにわかります。
学校DXの一端を担うべく、立ち上げられたGIGAコールセンターとして受付内容は多岐にわたっています。
(1)マルチOS対応
Chrome OS、iPadOS、Windowsの3種類のサポートを実施しています。※*出荷台数:全国1741自治体中1478自治体の回答
内訳としては、ChromeOSが43.8%、iPadOSが28.2%、Windowsが28.1% となっており、圧倒的にChromeOSが多くはなっていますが、コールセンターにはすべてのOSのサポートが要求されます。
OSが同じであっても、使用されているMDMは各自治体によって異なるため、高いスキルレベルと知識を要求されます。
(2)BYODとBYAD
高校になると、自治体によっては生徒自身の端末を授業で利用するBYOD(Bring Your Own Device)を導入しているケースもありますし、
NEXTGIGAではBYAD(Bring Your Assigned Device)も視野に入れているようです。
(3)N/Wトラブル対応
学校からN/W障害のお問い合わせをいただくこともあります。
特定の教室、学校全体もしくは1クラスの内の何台かだけがN/Wに接続できないなど、一口にN/Wトラブルと言っても状況は様々です。
このように、様々な状況が存在する場合は、現地へ訪問して切り分けができれば原因の特定は可能です。しかし、コールセンターではあくまで電話やメールで解決をはかる必要があるので、無線APやHUBのランプの状況などを細かくヒアリングし、だいたいの原因を特定します。
デジタルドリルやGWS、MS-Officeといったアプリケーションのお問合せについては思いのほかコール数は少なく、どちらかといえば上述したようなN/Wの障害や端末のトラブルなどのお問い合わせが多いですが、お客様対応を実施するコールセンタースタッフは様々なIT知識とスキルを求められるコールセンターとなっています。
最近は、他社で色々なセキュリティインシデントやクラウド上のデータ漏洩といった事件も多発しており、毎年変更になる文科省のセキュリティポリシーを要望があれば各自治体に作成の支援をするといった業務も、まれに受注をすることもあります。
このような様々なサービスを提供しているため、新しいスキルや情報を入手するために、全方位から情報をいち早く入手する必要があるのです。
我々もプロのサポート集団として、NEXTGIGAの目玉とな生成AIやN/Wアセスメントのスキルを取得するべく日々、研鑽いたします。
多くの業界大手企業様からの委託実績を基に、
お客様の悩みに沿ったきめ細やかなサービスを
ご提供いたします。