IT運用・情シス技術ノート

形態素解析?とはなんぞや

近年はAIの発展が著しく、コンピューターに人間の言葉を理解させる自然言語処理の技術も発展しています。

そのなかでも「形態素解析」については、既に多くの場面で実用化が進んでいます。

 

日本語の自然言語処理には「形態素解析」が使われており、「形態素解析」とは、日頃使っている言葉(自然言語)を「形態素」(=意味を有する表現要素の最小単位)にまで分割し、それらが品詞としてどれに該当するか分類する文字列抽出法のことです。

 

形態素の概念自体は、「単語」とよく似ています。しかし、単語ほど単体で取り扱えるものではありません。

“意味を有する表現要素の最小単位”といっても実際は、明確に意味が存在しないものまで含まれます。

 

形態素解析のプロセスは大きく分けて2つのステップで構成されています。

・トークン化:このステップでは文章を単語や形態素に分割します。

例をあげると、「私はパソコンを買いに秋葉原へ行きます」という文章は、

「私・は・パソコン・を・買い・に・秋葉原・へ・行き・ます」に分割されます。

 

・品詞タグ付け:このステップでは分割された形態素に対して品詞を割り当てます。

例えば、「私(名詞)は(助詞)パソコン(名詞)を(助詞)買い(動詞)に(助

詞)秋葉原(名詞)へ(助詞)行き(動詞)ます(助動詞)

こんな感じで分類されます。

 

これらの技術はWeb検索や音声認識の技術、翻訳アプリ、チャットボットの開発等、さまざまな場面で用いられており「形態素解析」は、自然言語処理の基盤技術として、今後も多くの分野での応用、活
用が期待されています。

特に、AIや機械学習の進展に伴って、「形態素解析」の精度や効率が一層向上し、よ
り高度な自然言語処理が可能になると考えられます。

 

自然言語は、プログラミング言語とは異なり曖昧性がある言語ですが、機械可読辞書やコーパス、そして「形態素解析」によって適切に意味を理解することも十分に可能です。

意味解析の精度を高めて、自然言語処理の性能が向上すれば、これらを活用したサービスの品質もさらに向上していくことが期待できます。

音声アシスタントやスマートスピーカーなど、自然言語処理が用いられるケースは近年ますます増えつつありますので、ビジネスを進める上で、今後はさらに注目を集める存在となっていくかもしれませ
ん。

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