懸念は続くよどこまでも
IT業界における【2025年問題】についてご存じでしょうか。
日本固有の元号である<昭和>の元年(1925年)から数え、2025年は昭和100年を数えるそうです。
システム上昭和が継続していると認識している場合、昭和換算で下2桁までしか対応していないシステムに障害が発生する可能性を指すのが【2025年問題※または昭和100年問題】です。
(システム上昭和100年を昭和0年と誤認識する問題)
過去に起こった同様の事例があります。
コンピュータやシステムで日付を扱う際、西暦の上2桁を省略し下2桁だけを表示していることが原因でシステムに誤認識が生じると言われた、【2000年問題】と呼ばれる事例もありました。
こちらは現在40代半ば以上の方には聞き覚えがおありかと思います。
結果として大きな混乱は起きずに終わったようですが、当時IT関連の技術職に就かれていた方が事前の準備や対応に日夜駆り出された、というような話もあるようです。
【2025年問題】に関しても杞憂に終わってくれるとよいなと思います。
ちなみに、冒頭で「IT業界における」と書いたのは、同じ名称で呼ばれる別の問題があるからです。
超高齢化社会(75歳以上の後期高齢者の数が、2025年に日本人総数の18%になると予測)を目前に、社会保障費の急増や介護の人手不足などが想定される社会的な問題も【2025年問題】と呼ばれているようです。
こちらはより私達の生活に密接した問題だと感じます。
人は皆いずれ老いさらばえることを鑑みると、若い世代の足かせにならないよう努めたいと思う今日この頃です。
視点をIT関連に戻します。
2025年にちなみもう一つ、【2025年の崖】という、日本企業がレガシーシステムの刷新を推進せず、DXが遅れることで、2025年から2030年にかけ経済損失が最大12兆円/年ほど生じると言われている問題があります。
IT(インフォメーション・テクノロジー(情報技術))化はさまざまな活動に情報技術を導入することや業務の効率化を目指すことなので、「手段であり主に社内向け」な側面があります。
一方でDX(デジタル・トランスフォーメーション)とは、デジタルの時代、ビジネス環境の変化にも対応し企業が勝ち残るべく、デジタル技術の活用、業務、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、自社の競争力を高めることなので、「市場競争で優位に立つための戦略であり顧客・社会向け」と位置づけられています。
DXはITの延長線上ではないとの意見もあるようですが、全く別物ではないように感じます。
その後も
【2036年問題】=コンピュータで使用されている、ネットワークを介し日時を同期させるためのプログラム(ネットワークタイムプロトコル)の上限越えシステム上の不具合
【2038年問題】=C言語(プログラミング言語)、UNIX(OS)における日時カウントの上限越えによるシステム上の不具合
などが懸念材料として挙がっているようです。
少し趣が異なりますが、他にも
2023年9月=iPhone 8、iPhone Xがアップデートの対象外
2024年9月=iPadOS 18リリース、2018年モデルのiPad、2017年モデルのiPad Proがアップデートの対象外
2025年10月=windows10のサポート終了
えとせとらえとせとら・・・
懐古厨と言われそうですが、昭和30年代当時、家電三種の神器(電気洗濯機、電気冷蔵庫、白黒テレビ)を買われたような方々は、きっと一生ものとして購入されたものと思いを馳せます。
比べると、現代はあまりに色々なサイクルに追われ、常に置いていかれないよう、情報収集をできるよう、アンテナを張り、視野を広げ、臨機応変に対応することを求められます。
だからこそのDX、様々な懸念事項を解決するヒントや、そこに繋がるチャンスが貴方の足元に転がっているもかもしれません。
あの一大ムーブメント、日本語ワープロソフト「一太郎」の開発、訴求に努めたのは一組の夫婦だった、なんてお話もあるくらいですから。
個人的にはそんなことを考えず、ぼ~~~~~っとできる時間こそ至福だな、と心の底から思いますけどね。オンオフって大事ですよ。
以上です。ご清聴ありがとうございました。
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