コールセンターコラムColumn
教育情報化コーディネータ検定試験について
皆さん こんにちは!
先日、教育情報化コーディネータ2級検定試験を受験してきましたので、教育情報化コーディネータや検定試験のお話をさせていただきます。
教育情報化コーディネータとは
Information Technology Coordinator for Education(ICTE)
教育の情報化の推進にあたって、学校や教育委員会に対して、バランスのよい立場から、適切に企画、助言をする人材のこと
ICTE検定のレベル
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教育情報化コーディネータ2級【ITCE2級】(専門家レベル)
市町村レベルで数年単位の情報化計画をコーディネートし、設計、提案、運用支援等ができる専門家
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教育情報化コーディネータ準2級【ITCE準2級】(準専門家レベル)
2級を補佐し、市町村レベルでの数年単位の情報化をコーディネータとして設計、助言ができる
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教育情報化コーディネータ3級【ITCE3級】(入門レベル)
ITCEとして必要とされる基本的な概念や専門用語・専門知識が理解でき、学校の情報化を支援することができる
◆引用元:文部科学省の「教育情報化コーディネータ(ITCE)検定について」
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/shotou/044/shiryo/07103110/006.pdf
教育情報化コーディネータ検定試験
ITCE2級の受験資格として、ITCE3級に合格し、認定書を取得している必要があります。
試験は1次試験と2次試験とに分かれおり、1次試験の
【選択肢問題(専門知識テスト)】
【小論文(問題解決のための情報活用能力)】
に合格した人が、2次試験の
【事前に与えられた課題の提出と口頭試問】
に進むことができます。
2次試験は、ICT支援員能力認定試験やITCE3級検定試験の様に最近の過去問題の提供はされておりません。
私の行った勉強は、ITCE3級の過去問題の見直しと、文部科学省、総務省より発表される最新の情報の収集がメインでした。そのほかには、世界の教育先進国で行われている教育方法についての情報や、教育環境で使用されるハードウェアやソフトウェアの情報を収集しておくとよいと思います。
試験は、ITCE3級の試験範囲と同じような感じなのですが、より深い内容となりますので、各国のプログラミング学習などの情報収集や勉強を行わないと難しいと思います。
1次試験合格者は2次試験に進む事ができますが、1次試験に合格した時点でITCE準2級の資格取得となります。
ITCE準2級資格取得者は、ITCE2級検定試験の1次試験が免除されます。
※免除対象:過去2年以内のITCE準2級資格取得者(本年度の場合、2015年度以降の取得者)
結果は現時点ではわかりませんが、今後受検される方への参考になればと思います。
先日、文部科学省より「教育情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」も公表されましたので、資格を取得して自分のスキルアップや支援の幅を広げていきたいと思っております。