省略記号
皆さんはWindowsのアプリケーション上のメニューなどの中で、偶にに表示される「...」という省略記号に見覚えはあるでしょうか。
ぱっと思いつきやすいものだと、メモ帳などの「ファイル(F)」-「開く(O)...」や「印刷(P)...」などに見られる表記です。
この「...」ですが、実は意味もなくついているわけではありません。
では、何を表しているのかといいますと、「この操作を実行した後に即座にそれが実行されず、何らかの続きの動作がある」
ことを示しています。
例えば上記の「開く(O)...」なら、いきなり何らかのファイルが開いて実行されてしまうわけではなく、どのファイルを開くのかの選択画面が出てきますし、「印刷(P)...」ならば、印刷用のダイアログ画面が出てきますが、この「何のファイルを開くか」「どのプリンタからどのように印刷するか等」を設定する”続きの動作”があり、いきなりそれぞれのコマンドが実行されるわけではないことを、事前に教えてくれています。
使い慣れているコマンドであれば、次にどのような状況が発生するか分りますから、それほど必要な表記では無いのかもしれませんが、初めて使うコマンドであれば、そうもいきません。
この表記があるコマンドでは、実行してもいきなりそのコマンドの内容が実行されないことを教えてくれている為、仮に初めての機能(コマンド)であっても、気軽に実行をしてみる事が出来る指標となり、表記の意味を知っていると案外有用なシーンもありました。
という意味のあった「...」の表記なのですが、最近は事情が変わってきたようで、上記したメモ帳を例にしますと、Windows11に搭載されているメモ帳からは「...」の省略記号が無くなっています。
それほどメジャーな表記では無かったかのものの、長らくWindows10まで利用され続けてきた表記なだけに、無くなってしまうのは少し残念な気もします。
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