IT運用・情シス技術ノート

USB Type-Cのあれこれ

近年、よく見かけるようになったUSB Type-Cコネクタ。

この規格の登場で様々なことが可能になりました。

 

【USB Power Delivery】

対応した端末とケーブルがあれば、デバイス間で最大100Wの双方向の電力供給が可能になりました。

例えば、USB Power Deliveryに対応したパソコンとモバイルバッテリの組み合わせでは、モバイルバッテリ⇒パソコンへの給電と、パソコン⇒モバイルバッテリへの充電の両方が可能になりました。

 

【オルタネートモード】

オルタネートモードに対応していれば、『Display Port』、『Thunderbolt 3』などあまったレーンを利用し、さまざまな通信が可能になりました。

・『Display Port』  :外部ディスプレイへの出力。
・『Thunderbolt 3』:最大転送速度は40Gbps。 5K×1、4K×2の動画視聴可能。USB 3.1 Gen2内包。DisplayPort 1.2内包。PCI Express3.0内包。

 

ここで注意!

上記の内容は『〇〇(機能の名称)に対応している場合』という但し書きがあります。

それはUSB Type-Cはコネクタの形状の名称であり、機能を示すものではないからです。

 

例えば、USB Type-Cでも転送規格がUSB2.0もあれば、USB3.1もあります。

転送規格がUSB2.0の場合、転送速度は480Mbpsしか出ませんし、当然、オルタネートモードにも対応していません。

USB Power Deliveryも同様に、機能がないデバイスでは双方向の電力供給はできません。

 

商品選別の際は「USB Type-Cだからよい」と安易に判断せず、仕様書などを確認し、搭載している機能を把握することをお勧めします。

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