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リモートワークにおけるメンタル管理

コールセンターコラム

コロナの影響で生活様式やワークスタイルが変化していく中、当社でも徐々にリモートワークが導入され、私自身リモートワークを初めて3年目に入りました。

 

導入当初は不安や焦りを感じながら在宅で働く環境づくりをしましたが、その甲斐もあり他府県に転居することになりましたがテレワークにて業務を継続できております。

 

利点もあるテレワークですが、やはりコミュニケーションの不便さや不足を感じ不安に駆られることも出てきます。

時には向いていないのではないか、と落ち込んでしまうこともあります。

その中でも私が現在も仕事を継続していられるのはプレッシャーとストレスが限界に来る前に信頼できる上司や同僚がしっかりと話を聞いてくれるからだと感じています。

 

一人では、仕事が終わったらジムで運動しジム仲間との会話を楽しみ、大浴場に浸かり、嫌な事を考えないようして過ごしますが、それでも精神的な不調が続くことも少なくないです。

調子が悪い時は、特に普段できているのに出来てない事に憤りを感じて落ち込み沼にハマります。

 

そんな期間が長く続いた時は、以前自分自身を追い込んで葛藤した際に、同僚や上司からもらった私を肯定してくれる言葉を思い出して、落ち込んでいる自分を受け入れます。

そうするといつの間にか暗いトンネルから抜け出て、心に太陽が差し込んだかのように明るい気持ちになります。

お客様にも改めて親身になって対応ができ、その結果「聞いてくれて有り難う」と言われたりすると、何故そこまで落ち込むまで思い出せなかったのかと思うことが度々あります。

 

私の場合は「人と比べて自分が出来ない…」と自分を追い込むことがストレスになっているので、必要以上に人と自分を比べず、マイペースに頑張る事を心がけることが秘訣と思っています。

それができたのは、「いつでも相談してこい」と言ってくれる上司や同僚からの言葉があったからだと思います。

 

テレワークになりコミュニケーションツールはチャットの文章が主体となり、顔や表情が見えない文字でのやり取りは、相手の心が読み取れず誤解を招き不信感を募らせてしまうことも多くあります。

そのため、不安に感じることもうまく伝わらないことがある為、テレワークの際は特に、自分から思い切って相談することも重要であると思います。

 

テレワークが増えつつあるからこそ、文字だけにとどまらず積極的なコミュニケーションを行うことで、お互いに励ましあい育てあう環境があることを改めて実感できるかもしれません。

働いている自分が誇らしく、好きだと言える環境を作るために思い切って自分から周囲の人に相談する。

不安やストレスを取り除くことは、案外そんな簡単なことから始まるのかもしれません。