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ICTを活用した海外交流について
ICTを活用した海外交流について
今回は、私が訪問している中学校でのICT活用についてご紹介いたします。
訪問している中学校では社会科の研究授業として、オーストラリアの中学生と海外交流授業を行っています。
校長先生が、ICT活用に熱心な方で、オーストラリア大使館と連絡を取り、海外交流授業が実現しました。
当初は、Skypeを使用して行う計画を立てていましたが、オーストラリアの学校でSkypeが禁止されているため、ネットワーク機器メーカーの協力を仰ぎ、TV会議システムを利用することになりました。そして、同様の機器を使用している学校をオーストラリア内で探して、実現が可能となりました。
2016年から1年生が、タブレットのPowerPointを利用して日本の文化や学校の様子をまとめた資料を作成し、オーストラリア側へ英語でプレゼンテーションを行い、質疑応答の形をとり、授業を行っています。
10月に3回目の交流授業を行いましたが、生徒たちも顔なじみになり大変良い雰囲気で行われました。
このようにICTを活用することで、学校という枠を超えた海外交流が実現可能となり、また早いうちからデジタルでの資料作成を学べますし、みんなの前で発表する力も付きます。
交流を深めて3年生になったときには、オーストラリアから訪日して実際に会っての交流も計画しています。
支援員としても、生徒たちが会ったときのことを思うと、とても楽しみな授業となっています。