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Windows10 はじめにしておきたい設定編

技術解説
企業向けパソコンでは、まだWindows7が主流ですので、突然Windows10の画面を目にすると操作に戸惑う事も多々あるかと思います。 そこで、今回はWindows7のような使い勝手に変更する操作手順を説明したいと思います。     ◆Internet Explorer11を既定のブラウザーにしたい

Windows10では既定のブラウザーがMicrosoft Edgeになりました。 例えば、これまでWindows7のパソコンで使用していた、Internet Explorerのお気に入り(ブックマーク)を、Windows10のEdgeで使用したいと思っても直接インポートができません。(2016年2月時点での情報です。今後のアップデートによって仕様が変更になる可能性もあります)
そこでWindows10のInternet Explorerを既定のブラウザーに設定する方法を説明します。
[スタートボタン]→[設定]→[システム]→[既定のアプリ] の順にクリックし画面を開きます。 「Webブラウザー」の項目(初期設定では「Microsoft Edge」が表示)をクリックします。 設定画面     下記画像のように「アプリを選ぶ」が表示されるので、その中から「Internet Explorer」を選択します。 これで既定のブラウザーがInternet Explorer11になります。 設定画面

◆エクスプローラーを開いたときにコンピューターのローカルディスクを表示させたい

Windowsキー+Eなどでエクスプローラーの画面を表示した時、クイックアクセスのフォルダが表示されます。 下記画像の赤枠内のようなフォルダが並んだ状態です。 使用上、特に不便は感じない方は良いのですが、業務で使用するのには不便な場合もありますので、Windows7のように直接ローカルディスクが表示される方法をご説明します。 エクスプローラー画面     エクスプローラー画面左上の[ファイル]→[フォルダと検索オプションの変更]をクリックし「フォルダオプション」を開きます。 「全般」タブの「エクスプローラーで開く」のプルダウンを「クイックアクセス」から「PC」に変更し「OK」ボタンをクリックします。 フォルダーオプション     またフォルダオプションのプライバシーではエクスプローラーの履歴も消去できます。 共有パソコン等でクイックアクセスに履歴を残したくないときは、プライバシーのチェックボックスを2か所とも外しておくと便利です。

◆最近使ったアプリ、最近開いた項目(ファイル)の履歴を消去したい

Windows7では、タスクバー右クリックのプロパティで、タスクバーと「スタート」メニューのプロパティを開き「スタート」メニューのタブ→プライバシーのチェックボックスを2か所とも外す事で、履歴を消去できました。
Windows10での設定方法を説明します。 [スタートボタン]→[設定]→[パーソナル設定]→[スタート]をクリックして画面を開きます。 以下の項目の設定を変更します。
 ・よく使われるアプリを表示する:オン→オフ  ・最近追加したアプリを表示する オン→オフ  ・スタート画面またはタスクバーのジャンプ リストに最近開いた項目を表示する オン→オフ フォルダーオプション     これで履歴を消去し今後は履歴を残さない設定にすることができます。 共有で使用しているパソコンでは、本設定が必要なケースが多いと思いますのでご活用ください。