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中古パソコンの購入について

コールセンターコラム

近年、パソコンの基本性能向上により、安価で実用性の高い中古パソコンが入手し易くなっているようです。

しかしながら、以前にも増して複雑化する商品説明の注意事項等、提供される情報の正しい理解が求められるかも知れません。

 

因みに、WindowsOSがインストールされた中古パソコンは概ね、下記の何れかに分類され、それぞれにメリット・デメリットがあるようです。

 

[1]メーカー出荷時の状態にOS・ソフト類が復元済みの商品

 

・メリットの一例

基本的に新品販売時と同じ環境が復元されているため、OSの標準サポート外の「その製品固有の機能」(TV視聴・録画再生機能や、キーボードの特殊キー等)がある場合も、基本的に使用可能。

 

・デメリットの一例

新品販売時のOSに復元されている為、古い製品の場合は多数の更新プログラムの適用や、大幅なOSのアップデートが必要となる場合がある。

また、それに伴う新たな不具合の発生は、販売業者の保証対象外となる場合がある。

 

[2]Microsoft Authorized Refurbisher(MAR)プログラム適用の

正規OSクリーンインストール済みの商品

 

・メリットの一例

新品販売時の状態への復元ではなく、Microsoft社の汎用の正規OSが新規にインストールされている為、OSが新しいバージョンに更新されている場合がある。

その為、最新の更新プログラム適用等に伴う作業時間や、新たな不具合発生等の可能性の軽減が期待出来る。

 

・デメリットの一例

OSの動作に必要な最低限のソフト・ドライバ類のみが適用されている為、「その製品固有の機能」がある場合、それらが使用出来ない場合がある。

 

他にも一般的には分かりにくい事柄が多く、購入に際して不明な点がある場合は販売業者への問い合わせも良いかも知れません。