コールセンターコラムColumn

教育現場のICT環境について

コールセンターコラム

2020年度は新型コロナウイルスの影響もあり、GIGAスクール構想の実現に向けた1人1台端末整備がかなり前倒しに進んだように思われます。

このGIGAスクール構想により注目されたのがGoogleのChromeOSを搭載したChromebookではないでしょうか。

そしてこのChromebook導入のメリットは何処にあるのでしょうか。


・電源オンからの起動が早い

・動作も軽く読み込みも早い

・そのため廉価なハードウエア構成でも軽快に動く

・Androidのアプリが使用できる

など挙げれば様々ですが、一番のメリットはWindowsPCと比較し安価で導入できる点です。

当社は長年文教関連のICT機器の保守を行っていますので学校内の様子を知っておりますが、小学校低学年など特に小さな子供はよくタブレットPCを落とします。

安価な点は、落下を鑑みると大きなメリットです。

またモデルによっては落下を想定した外装のプロテクトが付いたモデルも存在します。


デメリットとしては、

・専門的なアプリケーションが使用できない

・オフライン環境下での利用を前提としている場合

などが挙げられます。

画像編集やプログラミングなどの専門的なアプリケーションも、Windowsのみ動作可能というケースではChromebookの導入は難しいでしょう。

将来的には、小学生→Chromebook、中高生→Windows端末 という住み分けが主流になるのでしょうか。