コールセンターコラムColumn
呼吸に意識を向けて心身のバランスを整える
現代はスマホやパソコンを見ている時間が長い人が多いと思います。
普段オフィスワークの方はもちろんですが、コロナ禍においてテレワークの機会が増え、会議なども対面ではなくオンラインが増えるなど、今まで以上にスマホやパソコンの画面を見る時間が多くなっているかもしれません。
それにより、
・長時間、猫背の状態で首が前に出ている
・運動不足
→肺が圧迫されて横隔膜が思うように動かなくなるため、呼吸が浅くなる。
他にも、不安や緊張、ストレスが原因で自律神経が乱れることにより呼吸が浅くなったり、乱れるといわれています。
呼吸が浅いと体に十分な酸素が取り込めないため、イライラしてしまったり、足のむくみや肩こり、疲れやすくなるなど、心身に不調が現れる可能性があります。
私は定期的にヨガに通っているのですが、ヨガでは瞑想(心を静めて何かに集中させること、無心になること、目を閉じて深く静かに思いをめぐらすこと)・呼吸・姿勢(ポーズ)の3つをバランスよく行うことで、心と体を整えていきます。
ヨガで行う呼吸法は、鼻から吸って、鼻から吐ききる「腹式呼吸」で、「胸式呼吸」よりも酸素を取り込める量が多く、自律神経の中でも「副交感神経」を刺激するので、リラックス効果や集中力アップにつながります。また、お腹の奥を動かすよう意識をすると、リンパの流れが促進されむくみ改善にも効果があるそうです。
今回は日常生活でも簡単に行える呼吸法をご紹介します。
■イスに座ったまま行う腹式呼吸■
1:脚は床につき、肩幅程度に開き、安定した状態で座る。
2:背もたれから少し離れて、背筋を伸ばし、手は楽な位置に置く
3: 鼻から息を吐ききってから、鼻からゆっくりと吸う、おヘソを前に前に押し出すように吸う。
4:できるだけ吐いている時間が長くなるように、鼻からゆっくりと吐く。
この呼吸を3回~6回程度ゆっくりと行う。
《https://yogafull.jp/1785》