コールセンターコラムColumn

PCTコラム

コールセンターコラム

2020年から流行の新型コロナウィルスの流行から生まれた言葉は様々
有りますが、中でもウィズコロナ、ニューノーマル、サステナビリティ(SDGs ESG)、というように、新型ウィルスの流行に対応し、生活や経済を持続していく考え方について、テレビCMや、各方面でよく耳にします。

 

PCテクノロジーが密接に関わりをもつ、文教の世界にも同様の動きがあり、今回は、ESD(Education For Sustainable Development)と呼ばれる、「持続可能な開発のための教育」に触れていきたいと思います。

 

この考え方は、世間一般ではまだ浸透していませんが、その推進のために、「関連する企業は何ができるのか」をテーマにESDに関わる取り組みを行う企業と教育が一堂に会するセッションが開かれており、様々な議論の結果、「企業側のより積極的な働きかけと教育現場へのアプローチ」が必要であるということが、ひとつの答えとなっている状況です。

 

PCテクノロジーと関わりのある某自治体の教育現場では、昨年時点では”登校して授業をうける”以外の手段が確立できておらず、特にウィルス感染が広がり始めた時点では予防の対策を重点に置きました。

その結果、全校臨時休業により、児童生徒の出席日数が激減し、授業数が足りなくなったため、1年を通し夏休み、冬休みを減らして授業日数を確保した状況となります。

 

そんな中、自治体の対応は早く、企業の協力、働きかけにより、GIGAスクール構想が加速。

1人1台学習用端末を使った、Temasや、Meetを用いたオンライン授業の利用が飛躍的に増加。

利用者側も、現状に合わせた動きにより教育の情報化促進に協力的でこの1年で飛躍的にICTへのレベルアップ状況が見て取れ、まさに、「持続可能な開発のための教育」が着々と進んでいるのではないかと考えられます。

 

新型コロナウィルスはピーク時に比べると徐々に収まりつつありますが、変異種の市中感染、ワクチンの出荷数不足、第四波の可能性など、いまだ課題が残っている状態にありますが、各自治体、企業ともに、新たな問題に対応できるよう、経済を持続させる取り組み、教育を持続させる取り組みが進んでいる状態に、サービスサポートの提供ができるよう、PCテクノロジーも参画すべく、対策を取っていきたい考えです。