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第5回関西教育ICT展について

コールセンターコラム

10月29日・30日の2日間、インテックス大阪にて関西教育ICT展(*1)が開催されました。

 

ICT機器や校務(*2)支援システム・授業支援システムが教育現場でどのように活用され、どのようなニーズがあるのかといったユーザーの生の声や、各メーカーの最新の製品に触れる貴重な機会です。

 

依然として猛威を振るっているコロナウイルス感染症の影響か、例年よりも出展数が減少しており、また、そうそう短いスパンで新しい技術やシステムが登場しないので、正直なところ、激的な進歩や発見との出会いは稀です。

 

たとえば、5年前10年前では珍しかった校務支援システムも、いまや複数のメーカーが開発しており、様々な自治体で導入されて、日々の学校業務に浸透しつつある存在になりました。

 

そんな校務支援システムですが、出席簿をつけたり、成績を入力して通知表を作るなどといった根本の部分は当然ながら、どのシステムもさして変わり映えしないわけですが、いざ実際に画面を見て、システムに触れてみると、各社さまざまな切り口から独自の工夫を凝らしていることに気づかされます。

 

通知表や卒業証書のカスタマイズ性に秀でているもの、備品の管理に優れているものといったように、各システムごとの特色があり、文教コールセンターに携わる身としては、とても興味深いものでした。

同じ製品でもメーカーによって機能や特色が異なるように、校務支援システムも各メーカーが切磋琢磨して着実に進歩を遂げていることが感慨深くもありました。

 

こういった進歩が、先生方の業務(校務)の負荷軽減へとつながり、児童生徒と向き合うための時間が増えて、よりよい学校環境へとつながることを切に願いつつ、当社としても、常にそういった進歩や発展を敏感に感じ取り、いっそう良質なユーザーサポートを提供していきたいと思います。

 

次回、第6回の関西教育ICT展は、2021年8月5日・6日に開催予定です。

まだ来年の話ではありますが、文教の今と未来を感じに、足を運ばれてはいかがでしょうか。

*1 第5回関西教育ICT展URL https://www.kyouikuict.jp/

*2 校務とは何か?

→学校における業務は、「学校事務」、「事務以外の実務」、「授業」に分類され、広い意味ではすべてが「校務」なのですが、ここでは、「学校事務」のことを「校務」と呼んでいます。(参考URLから一部抜粋) 

参考URL http://www2.japet.or.jp/komuict/whatis.html