コールセンターコラムColumn

学校教育ICT環境の取り組みに関して

コールセンターコラム

2020.06.09

弊社の文教ICT事業として関わっているなかで、大きな話題となっているのが【GIGAスクール構想】の実現に向けて取り組んでいくことへの相談です。

この【GIGAスクール構想】というのは、政府が提唱しているSociety5.0（※）を実現していくなかの一つの施策となります。　

主な実施内容に関しては、以下のような内容があります。

・児童生徒１人１台コンピュータを実現

（１台当たり４.５万円を補助。令和５年度までに、小中全学年で達成）

・高速大容量の通信ネットワークの整備

（令和２年度までに、全ての小・中・高校・特別支援学校等で校内ネットワークを完備 (1/2補助あり) ）

・デジタル教科書・教材など良質なデジタルコンテンツの活用を促進

（※令和2年度から順次全面実施となる新学習指導要領とセットで実施）

・各教科等ごとに、ICTを効果的に活用した学習活動の例を活用して授業の実施

（「教育の情報化に関する手引」を公表・周知）

・AIドリルなど先端技術を活用した実証を充実していく

・日常的にICTを活用できる指導体制の構築　等

※詳しい情報に関しては文部科学省の以下のページから情報提供をしています。

文部科学省　GIGAスクール構想の実現について

しかしながら、この取り組みに関して、先日政府から発表された緊急事態宣言の影響もあり、取り組みが遅々とした状況になっている事実もあるようです。

文部科学省は、教育委員会等を対象に2020年5月11日に開催した「学校の情報環境整備に関する説明会」の映像をYouTubeのGIGAスクールチャンネルで公開しており、学校が長期休校するという非常事態に、危機感をもって学校のICT活用を進めてほしいと促す動画を公開しています。

※学校の情報環境整備に関する説明会動画：　https://www.youtube.com/watch?v=xm8SRsWr-u4&feature=youtu.be

緊急事態宣言が解除された後、急速に文教ICT事業に関して文教関連の案件の需要が拡大していくと思われますので、ぜひ参考にしてください。