技術情報コラムColumn

Windows PCで新たに追加される「Copilotキー」について

技術解説

Microsoftが「Windows 11」を搭載したPC向けに「Copilot キー(Copilot key)」を追加することを明らかにしました。

1994年にキーボードに「Windowsキー」が追加されましたが、およそ30年ぶりの大きな変更となります。

 

この「Copilotキー」を押すことで、より簡単に「Copilot in Windows」という機能を呼び出すことができるようになります。

 

Copilotは、Microsoftが提供する生成AIによる機能/サービスの名称で、従来のWEB検索と異なり、知りたいことへの回答がより的確に得られるようになっており、「Copilot in Windows」では、OSに組み込まれたことで、以下のようなことに利用できます。

 

※環境により、動作が異なる場合があります。

 

■Windows 11の設定変更ができる。

⇒例えば、「背景変更」と入力すると背景の設定変更ウィンドウが表示される。

 

■やりたいことから、アプリを開ける。

⇒例えば、「文章を書きたい」と入力すると、「アプリを開く」メッセージでWordアプリを提案される。

 

■パソコンのトラブルシューティングのヒントを得られる。

⇒例えば、「パソコンの動作が遅い」と入力すると、「トラブルシューティング」メッセージでトラブルシューティングツールを提案される。

 

など

 

発展途上であり、まだ物足りない部分もあるかもしれません。

しかし、今後ますます便利になると思われます。

 

AIの回答は必ずしも正確とは言えないこともありますが、自分とは異なるアドバイザー(Copilot = 副操縦士)として使うことで、今までと違った日々を過ごしていけるかもしれません。

 

「Copilotキー」搭載のパソコンを購入されることがありましたら、積極的に使ってみてはどうでしょうか。

 

※「Copilot in Windows」が搭載されていれば、「Copilotキー」がなくても、タスクバーのアイコンや「Windowsキー」+「Cキー」で呼び出せます。