技術情報コラムColumn
人工知能チャットボット「ChatGPT」の公開
昨年の2022年11月に、OpenAI社より公開された『 ChatGPT 』が話題になっています。
たった5日で100万ユーザーを集め、更に2か月で1億ユーザー到達という驚異のスピードで利用者が増えました。
その機能としては、幅広い分野の質問に対して、詳細な回答をWEB上にあるテキストデータを分析して生成し、即興性がある対話形式で回答してくれる人工知能AIのチャットボットになります。
近年ではSiriやアレクサのように決められた文章を読みあげ、回答する音声アシスタントがスマートスピーカーに導入されて検索エンジンも向上してきました。
そういった検索エンジンを提供するMicrosoft社の「bing」にもChatGPTが機能として導入されると公表されており、音声によるコミュニケーションがとれる人工知能AIが生活環境に馴染んでいく日も近そうです。
英文ではMBA(経営学修士)の学位の修士論文程度の完璧な文章が生成、日本語では自然な対話が出来る程の正確な文章が返ってきます。
少々、日本語の文脈や単語におかしなところがある場合がありますが、今後改善されることに期待します。
2023年3月1日に「ChatGPT API」が公開されました。これによって更に開発者によるChatGPTの活用が進んでいき、自動化されるコンテンツ利用が急増する可能性が高まっています。
人工知能が使われるコンテンツとしては他によく耳にするAIが書いたイラストというのもあります。
こちらもディープラーニング(機械学習)を作画に特化してイラストを短時間で生成されるというものです。
文書の作成、絵の作画と様々な用途で人間では時間を掛けてしまうようなことをAIが短時間で完成させることが出来るようになり、将来的に人と成り代わって仕事をする機械が多くなっていくことは不安感もありつつ、我々の生活の向上にもなるので楽しみにしたいと思います。