技術情報コラムColumn
ショートカットキーの活用とトラブル解決
技術解説
パソコンには「ショートカットキー」がさまざま用意されてあり、インターネット上には便利な一覧表や、その一覧表を背景にできるような壁紙が配布されています。
覚えて常時利用できるようになれば、仕事や勉強の効率もかなり上がります。
実はそれだけでなく、マウスが操作できなくなったりなど、トラブルの時にも役に立つことがあるのです。
私はパソコンのテクニカルサポートコールセンターの対応員をしています。
先日、お客様からこんな問い合わせがありました。
Microsoft Edgeの画面がパソコンの右端に寄ってしまって、ブラウザの右上の×が見えない状況になってしまい、ブラウザを閉じられない。また最大化にもできなくなった。
とお困りのお客様からお問い合わせがありました。
このトラブルに対して、お客様にとても喜んでいただけたショートカットキーがありました。
Alt + スペースキー + M(その後矢印キー押下)
このショートカットキーが何かご存知ない方も多いと思います。
実はこれで、動かなくなってしまった(どこか画面外に行ってしまった)画面を動かせるのです。
Alt+スペースキー+Mでカーソルの形が上下左右になることを確認いただくと、あとは移動させたい方向に矢印キーを押下することで、ブラウザウィンドウがキーボードで移動できるようになり、今回の問い合わせは即解決できました。
ちなみに、Windows10より、こんなショートカットキーが追加されていることはご存じでしょうか?
Ctrl + Shift + ESC
これはタスクマネージャ―を出すショートカットキーです。
これも時々、役に立つのでぜひご利用してみて下さい。