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Windows11PCとOne Driveの同期について

技術解説

Windows11 Homeでの初回セットアップにおいて、Microsoftアカウントの作成(または追加)が必須になりました。

近い将来Windows11 Proでも個人用でセットアップする場合は必須になるようです。

 

さて、Microsoftアカウントを作成すると、もれなくついてくるのが「One Drive」。

ファイルをクラウドストレージで管理できるため便利ですが、無償利用は5GBまでとかなり少ないです。

 

しかし、PCの初回セットアップ時、PCのデスクトップ・ドキュメント・ピクチャの各フォルダーとOne Driveを同期させようとします。

「One Driveを使用してファイルをバックアップしましょう」が表示され、「One Driveでファイルのバックアップを行う」を選択すると自動的に同期されます。

 

その結果、「端末の空き容量はあるのに、『OneDriveに十分な空き容量がありません』と警告が表示される」という現象が発生します。

 

対処法は2つ

・One Driveの設定でフォルダーのバックアップを停止し、PCのローカルフォルダーとOne Driveを切り離す

・One Driveの追加容量を購入する

 

仕組みを理解したうえで追加購入するのであれば問題ありませんが、「画面に表示されたから流れで購入してしまった」という事態は避けたいものです。

 

最後に

Windows10でもインターネット接続した状態で初回セットアップを行うと、上記の内容と同じ現象は発生するため注意しましょう。