技術情報コラムColumn
Wi-Fiルーターのサポート期間
ご家庭やオフィスの無線LAN環境に必要不可欠なWi-Fiルーター。
一度設置すると、何年もそのまま使い続けている方も多いのではないでしょうか。
回線事業者のレンタル品以外に、ご自身で購入/設置されるケースも多いと思いますが、昨今「まだ使えるのにサポートが終わってしまう」というケースが増えています。
以前ですと、かなり長い期間にわたって、新たに発見された脆弱性に対応するファームウェアの更新が配布されるなど
サポート期間をそれほど意識せず使い続けられるケースが多かったのですが、メーカーによっては3年~5年ほどでこれらのサポートを終了してしまうケースが増えてしまっています。(脆弱性の影響度合いによってはこの限りではありませんが・・・)
その背景には、通信技術の進化スピードの加速があります。
Wi-Fi 6、6E、そしてWi-Fi 7へと新しい規格が次々登場し、メーカーは新モデルの開発・販売に力を注いでいます。
その一方で、旧モデルのファームウェア更新やセキュリティ対応にかけられるリソースが限られ、サポート期間が以前より短くなっているのです。
サポートが終了したルーターを使い続けると、ご自身のネットワーク環境における、
不正アクセスや情報漏えいの原因になるだけではなく、意図せずネットワーク攻撃者の踏み台にされる等のリスクが考えられます。
安心してネットワークを利用するためには、
●メーカーの公式サイトでサポート期間/ファームウェア更新の期間を確認する
●5年以上前の機種は買い替えを検討する
といった対策が有効です。
Wi-Fiルーターは、家やオフィスの「インターネットの玄関口」となる機材です
「動いているから」「速度に不満がないから」、と言った視点だけではなく、
“安全に使えるかどうか”を基準に、定期的な見直しをおすすめします。