IT運用・情シス技術ノート

Windows Server バックアップ世代管理について

Windows Server バックアップの管理ツールを利用し、バックアップを行いたいと思うことがあると思いますが、バックアップの保存先がNAS等のネットワークドライブの場合、1世代しか保存出来ないのがネックとなります。
そこでWindows Server バックアップ コマンドを使うことにで、世代管理を実現します。


管理コンソールでスケジュールバックアップを作成すると保存先が1つしか指定出来ないため、都度上書きバックアップとなってしまい1世代しか保存が行えません。
簡単に言えば、異なる保存先を指定したバックアップを行えばよいということです。
保存先を複数にする場合、Windows Server バックアップ コマンドを利用します。


例ではDドライブのバックアップを2世代管理します。

下記はDドライブをネットワーク上「192.168.1.1」サーバの共有フォルダ「Backup1」に保存するコマンドとなります。
このコマンドを「Backup1.bat」とします。同様に異なる保存先を指定した「Backup2.bat」を作成します。
※「Backup1.bat」、「Backup2」の違いは保存先の指定のみ

Backup1.bat
wbadmin start backup -backupTarget:\\192.168.1.1\Backup1 -include:D: -vssFull -quiet

Backup2.bat
wbadmin start backup -backupTarget:\\192.168.1.1\Backup2 -include:D: -vssFull -quiet


このバッチファイルをWindows タスクスケジューラで1日おきに交互に実行することで2世代のバックアップ管理が可能となります。

同様に保存先を3、4と作成することで複数世代の管理も可能になります。
バックアップを簡易に行いたい場合、とても便利です。試してみてください。
※管理する世代が増えることにより、ディスク容量も必要となります。

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