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チームワークに必要なのは「想像力と配慮」

コールセンターコラム

チームワークを良くしようと言われたとき、皆さんはどのようなことを思い浮かべるでしょうか。
役割分担をしてそれぞれが責任を果たすことや、連携して目標を達成することなど、さまざまな形があると思います。

もちろんそれらもチームワークの大切な要素です。
しかし、本当に強いチームを作るためには、もう一つ重要な視点があります。

 

『相手の次の行動を想像し、配慮して行動すること』

今回は、この視点からチームワークについて考えてみたいと思います。


■相手の行動を想像する

スポーツの世界で考えてみてください。

例えばサッカーで、足元に強すぎるパスが来たり、走っている方向と逆にボールを出されたりしたら、どれだけ足の速い選手でもボールを取ることは困難です。

一方で、名手と呼ばれる選手は「相手が次にどう動きたいか」を読み、
一番トラップしやすい場所へ、優しいスピードでボールを届けます。

これは単なる反応ではなく、
「相手が次に何をするか」を想像しているからこそできるプレーです。


■「言わなくても分かる」が連携を弱める

チームワークを阻害してしまう考え方の一つに、
「言わなくても分かるだろう」という意識があります。

スポーツでは、声出しやジェスチャーが重要な役割を持っています。
合図やコミュニケーションがなければ、次のプレーを読むことは難しくなります。

仕事でも同様です。

・この資料は次に読む人が迷わないように一言補足しておく
・○○さんが困っていそうだから少しカバーしておく

こうした小さな配慮が、チームの連携力を高めます。


■配慮の循環がチームを強くする

「配慮」と聞くと、自分を犠牲にして相手に尽くすことのように感じるかもしれません。

しかし、配慮がない環境では、自分の役割だけをこなす仕事になりやすく、チームとしての力は発揮されません。

お互いに配慮し合えるチームでは、

・誰かがミスをしたときにさりげなくカバーが入る
・困ったときには自然と助け舟が出る

そのため、自分に余裕があるときには周囲をサポートしようという意識も生まれます。

こうした配慮の循環が、結果としてチームワークを高めていきます。


「相手の次の一歩を楽にするための想像力」。
これこそが、チームワークにおける配慮の正体です。

最強のチームとは、個人の能力が突出した集団ではありません。
お互いの状況を察し、受け取りやすいパスを出し合えるチームです。

 

日々の仕事の中で少しだけ相手の立場を想像し、行動してみる。
その積み重ねが、働きやすいチームを作っていくのではないでしょうか。