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質問に答えるってむずかしい?——まずはYES/NO、でも一言理由も

コールセンターコラム

2025年も11月となり、立冬を迎えました。朝夕の冷え込みが深まりつつありますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

紅葉が見頃を迎える地域も増え、週末の外出やイベントを楽しまれる方も多い季節です。日々の体調管理に気をつけながら、穏やかな秋のひとときをお過ごしください。

 

さて、私たちのコールセンターでは、お客様対応の品質を高めるために独自のFAQ(よくあるご質問)を整備しています。FAQは短く分かりやすく、まず「YES」か「NO」かを明確に示すことが基本です。

しかし実際の応対では、「それはなぜですか?」という追加のご質問につながることが少なくありません。だからこそ、FAQには結論だけでなく、その理由や背景を簡潔に補足することが重要になります。

 

例えば、次のようなパソコン操作の質問を考えてみます。

Q. コンピューターの電源を切るときは「本体」の電源ボタンを押すのですか?

A. いいえ。 スタートボタンをクリックし、続いて電源アイコンをクリックして「シャットダウン」を選択してください。

 

この回答は結論を端的に示していますが、「なぜ本体ボタンではないのか」という理由にまで踏み込めば、より確かな理解につながります。

FAQを作る際は、その「なぜ」を一言でも添えておくことが、問い合わせの再発を防ぎ、お客様の安心につながります。

 

もう少し抽象的な例を挙げます。古典的な物語からの引用ですが、問いと答えの関係性を考えるうえで示唆的です。

Q. モーゼは約束の地に入れたのですか?

A. いいえ。 物語の中で、神の命に背いた行為が理由とされ、約束の地には入れませんでした。

 

この問いは「YES/NO」だけでは理解が難しく、「なぜ入れなかったのか」という説明(背景や文脈)が不可欠です。

FAQの世界でも同様に、結論に加えて理由の要点を添えることが、納得感を生み、次の疑問を減らす鍵になります。

 

私たちコールセンターの役割は、お客様が疑問に思われた点を気兼ねなくご質問いただき、それに分かりやすくお答えすることです。

だからこそ、FAQは作って終わりではなく、実際の問い合わせから学び、理由の補足や事例の追加、表現の改善を継続的に行います。

突発的な障害や新しい仕様変更が発生した場合には、最新情報の反映にお時間をいただくことがありますが、可能な限り迅速に更新し、明確な情報提供に努めてまいります。

 

11月は、秋と冬が交差する時期であり、インフルエンザなどの感染症が流行し始める季節でもあります。皆様におかれましては、日々の体調管理にご留意のうえ、温かくお過ごしください。

私たちコールセンターは、いつでも皆様からのお問い合わせをお待ちしております。どうぞよろしくお願いいたします。