業務で利用しているパソコンが突然起動しない!(実話)
皆さんが普段業務で利用しているパソコンは会社からの貸与品として、会社ルールによる設定やアプリケーションが組み込まれていることが多いと思います。
また、取り扱うデータについてもWebアプリケーション経由でサーバーにすぐに保管されるので、バックアップ自体も個別に取ることは無いのかもしれません。
とはいえ、まだまだ作業途中のファイルがパソコンのハードディスクの中にあることも多く、特定の人しか持っていない情報が特定のパソコンの中にのみあるということも多いでしょう。
ある日職場で「急にパソコンの電源が落ちた」「そのあと何回電源を入れてもエラー画面になり起動しない」と相談がありました。
問題のパソコンを見てみると
・電源を入れる
→メーカーのロゴ画面が表示される
→そのあと真っ暗な画面がしばらく続き唐突にエラー画面になり再起動 以下エンドレス。
セーフモードでも立ち上がらず2時間ほど悪戦苦闘しても立ち上がらないけれど、あきらめられない理由がありました。
「○○の業務に必要なファイルと作りかけの依頼書がこのパソコンの中にしかない」
単体の書類なら、最悪1から作り直すという選択肢もあるかもしれません。今回はクライアントと複数部門で共有されている書類の為そうもいかず。
その中で、運よくOSが起動したので調子が悪くなる直前に取られていた「復元ポイント」を利用して問題の無かった時点にシステムの状態を復旧。
数時間は問題なく動作したため、これで問題が解決したかと思われましたが・・・エラーこそ出ないものの利用中に電源が強制OFFになる現象が再発。
電源コードなど外して放電してもダメ、ハードディスクやメモリなどを一度取り外して取り付けなおしてもダメ。これは本格的にパソコン本体が壊れているかと思いましたが、メモリを増設していたことを思い出しました。
ダメもとで増設メモリを外して電源を入れると・・・・問題なく電源が入りOSも正常に起動。
そして、予備の増設メモリを代わりに入れてみると、これも問題なく電源が入る。
結論:増設したメモリの故障
元々調子が悪かったのかは不明ですが、故障したメモリが元でOSのシステムファイルが徐々に破損し調子が悪くなったと推測できました。
今回は、たまたま増設したメモリの故障が原因と分かりましたが、実際にOSの復旧ができたのはWindows 10の標準機能の一つである「復元ポイント」にあります。
復元ポイントは、作成した時点のシステムの状態などを保存してくれる機能で、ポイント作成後にOSの調子が悪くなってもシステムの復調が期待できます。
過信はできませんが、Windows Updateのように大幅にOSのファイルを書き換えたり、何らかのソフトウェアをインストールしたりなどシステムの改変が発生する直前に手動で復元ポイントを作成する、もしくは定期的に作成しておくことで、OSが正常に動作しない状態から復帰できるかもしれません。
サーバーの導入や外付けHDDなどを導入する前に、OS標準機能として利用できることも魅力なのでお試しいただいてはいかがでしょうか。
業務パソコンの場合、OS標準機能でも利用できないようになっていたり、運用で制限していたりすることもあるので、必ず事前に利用してもよいかご確認の上でお試しください。
・ご参考
システムの復元ポイントを作成する
https://support.microsoft.com/ja-jp/windows/システムの復元ポイントを作成する-77e02e2a-3298-c869-9974-ef5658ea3be9(引用元:Microsoft)
このほか、各PCメーカーではFAQなどで利用方法を解説しています。
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