コールセンター運営・CS改善ガイド

アプリケーションに起因するトラブルについて

平成最後の本年、お正月もあっという間に過ぎ去り、2月となりました。 読者の皆様はいかがお過ごしでしょうか。   2月と言えば「節分」、今年の節分は「2月3日(日)」でした。 「節分」は、実は年に4回あり、「立春」「立夏」「立秋」「立冬」の前日をそれぞれ指します。 その中でも、この立春の節分だけが伝統的な行事として今に伝わるのは、元日とともに、旧暦では「立春」も「新年」と捉えられており、「大晦日」と同じく、立春を「年越しの日」として古くから意識し、重要視していたことに由来しているようです。   「節分」といえば、恵方巻きはいまや全国区となりました。 もともとは関西地方の慣習でしたが、読者の皆様の中には今年の恵方である「東北東」を向いて、恵方巻きをご家族と一緒に食された方もいらっしゃることと思います。 豆まきとともに、きっと、楽しい節分を過ごされたことでしょう。   さて、今月のコールセンターコラムは、1月に引き続き、実際にあった対応事例について、ご紹介したいと考えております。 今回の件は危うく、故障していないPCを「初期故障」と診断しそうになったお話しです。   ◇初期設定したばかりなのに、ヘッドフォンを指しても出力が切り替わらない。 ノートPCを購入されたばかりのお客様からのお問い合わせ。 お話しを伺うと、Windowsの初期設定、周辺機器などの環境設定は問題なく完了済み。 改めて、どんなお困りごとなのかをお伺いしたところ、   ・ヘッドフォンをヘッドフォン端子に挿し込んでも、スピーカーから音が出る。   とのお話でした。 「ヘッドフォンを差し込んだまま電源投入するとヘッドフォンから音が出るが、抜いてもスピーカーに切り替わらない。」「ヘッドフォンを挿し込まずに電源を投入するとスピーカーから音が出るが、ヘッドフォンを挿し込んでも音が切り替わらない。」とのこと。   対応員がまず疑ったのは、ヘッドフォン端子の接触。対応員は、機械的な障害を取り除く一般的な手段として、放電作業(ご購入直後の帯電の可能性は低いとは言え)とBIOSの初期化をご案内しました。 しかし、状況は変わらず。   続いて、ソフトウェア的な障害の可能性を切り分けるため、ヘッドフォンを差し込んだ際、ヘッドフォンが規定のデバイスになっているのか確認すると、きちんと規定のデバイスに切り替わるのですが、やはり、ヘッドフォンから音が出ない、とのことでした。   残る切り分け方法は「システムの復元」、それもだめなら「再セットアップ」となりますが、このご案内がお客様のご理解を得られるのか、正直、対応員には自信がありませんでした。   そこで、対応員はお預かりしての修理点検を提案。 しかしそれも、ご購入直後であることからご理解を得られず、お客様からは、初期不良による製品交換のご要望が・・・・。   ところが、このトラブル、意外な方法で解決したのです。 その方法とは…  
  • iTunesの設定変更
  ・音が出ないのは、何かアプリをご利用されてのことかを伺うと、「iTunes」とのご回答。 ・切り分けのため、Grooveミュージックを起動し、音楽を再生しながらヘッドフォンを抜き挿しして頂くと、ヘッドフォン ⇔ スピーカーと音が問題なく切り替わる。 ・アプリをiTunesに切り替え、同じように音楽を再生しながらヘッドフォンを抜き差しして頂いても、ヘッドフォン ⇔ スピーカーと音が切り替わらない。   結局、この問題は「iTunes」に由来するトラブルだったのです。 参考までに、iTunesの設定方法を以下にご紹介します。   ・編集(E) →設定(環境設定) →再生タブ →「オーディオの再生方法」を確認。 ・「Windows Audio Session」が選択されている場合、「Direct Sound」に変更。 ・変更後、「OK」ボタンを押して、iTunesを再起動する。   このトラブルは結果として、以上の操作で改善しました。   このように、「初期設定したばかり」とは言っても、実は「初期設定直後」ではなく、ご利用されたい独自の環境をお客様が構築されたあとだった、というケースはあり得ることかもしれません。   来月も、当コールセンターコラムをよろしくお願い申し上げます。

多くの業界大手企業様からの委託実績を基に、
お客様の悩みに沿ったきめ細やかなサービスを
ご提供いたします。

お問い合わせはこちら
お問い合わせは
こちらから