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Windows 8/8.1はいつまで使い続けられるの?

コールセンターコラム
来年早々にサポート期限が切れるWindows 7は、今もいつOSを入れ替えるのか、それともパソコンを本体ごと買い換えるのか、お客様の下で既に移行をすすめているか、議論されていることと思います。 では、次にサポート期限切れを控えているWindows 8.1についてはいかがでしょうか? 「え、Windows 8もまだ大丈夫ですよね?」 と認識されている方もいらっしゃるかもしれません・・・ 実は「Windows 8」はすでにサービスパックサポートも終了しているのです。 既にMicrosoft社的にはサポート終了製品となっております。 ●製品のライフサイクルの検索(Microsoft社WEBより引用)  https://support.microsoft.com/ja-jp/lifecycle/search?alpha=Windows%208  →Windows 8で検索 「お客様は、引き続きサポートを受けるために、一般公開後 24 ヶ月以内に Windows 8.1 に移行する必要があります。」 と記載がございます。 その為、現在Windows 8を使っているというお客様は、OSのバージョン情報を見ると「8.1」に移行しているはずです。 それでは、「Windows 8」から移行した「Windows 8.1」はいつまでサポートされるのでしょうか。 2019年9月時点の情報となりますが、延長サポートの終了日は2023年1月10日となっています。 これを後3年使えると見るか、3年しか猶予が無いと見るかは業務内容や移行計画によりますが、注意すべきはWindows 7と同様に次の点が考えられます。 ・ OSのサポート期限だけが問題ではない ・ 利用アプリケーションがWindows 10に問題なく移行できるか ・ 利用しているパソコンの利用可能なOSにWindows 10は含まれているか ・ パソコンのハードウェアとしての保守期限は問題ないか ・ 周辺機器はWindows 10でサポートされているか ・ いざ移行するとき、システムやデータの移行方法はどうするのか・・・etc. そのほかにも重要なことがございます。 Windows 8.1をサポート期限ぎりぎりまで利用したとき、基本的に移行可能なWindows 10は2023年1月時点での最新版となることです。 長期サービスチャネルと呼ばれるLTSC(Long Term Servicing Channel)を除き、Windows 10は最終的に最新バージョンへのWindows 更新プログラムが適用されます。 また、各PCメーカーのパソコンもどのバージョンのWindows 10の動作評価を行っているかは利用しているパソコンの型番から確認するしかありません。 システムの移行計画は長期化することも多いので、次のOSサポート期限終了についても今から備えが必要ではないでしょうか。 ●ご参考  Windows 10 Enterprise LTSC(Microsoft社WEBより引用) https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows/whats-new/ltsc/ LTSCにつきましても、利用可能な期間(サポート期間)は存在しますので、ご利用を検討されるときはパソコン本体側の対応と共に利用予定のLTSCのリリース情報も必ずご確認ください。