技術情報コラムColumn

教育情報化コーディネータ検定試験(ITCE)3級について

技術解説
当社では現在、文教向けソリューションの拡大・充実を進めています。 全社を挙げて、ICT支援員関連の資格取得を行っています。 ICT支援業務に携わる私は、教育情報化コーディネータ検定試験(以下:ITCE と表記)3級の試験を受験しました。 ITCEとは、学校や高等教育機関などに対して教育の情報化に関する適切な支援、提案を行う事ができる能力検定となります。
・検定試験の関連 ( ICT支援員、ITCE3級、準2級、2級 )
検定試験の関連 情報ネットワーク教育活用研究協議会 http://jnk4.org/itce/ より引用
平成13年度よりスタートしたITCEですが、受験者の数も少なくまだ認知度が低いためか、市販の参考書等は見当たらず、ITCE試験を実施している運営事務局から過去問題が有償で提供されているのみです。 私は3年分過去問を解きましたが、基本同じ問題は出題されませんので、過去問を覚えたからといって、必ず点数が取れるということはなさそうです。
試験問題は、技術を中心とした問題群 30問([技術]ブロック)と、学習や学校教育を中心とした問題群 30問([学習]ブロック)とに分類されています。
今回、私が学習したそれぞれのブロックごとの学習方法について記載します。 技術ブロックですが、過去問はあまり参考になりませんでした。業務で培った今までの知識、経験から答えを導く感じです。
次に学習ブロックですが、こちらは過去問が少々役立ちました。出題傾向や何を覚えればいいかが何となくわかります。しかし出題範囲がとても広く、どこを勉強すればいいか悩むところです。
試験を受けた個人的な感想ですが、試験のために特別な対策をするというよりは、業務を通じて培ったITの基本的な知識を蓄えておくことと、学習ブロックは過去問題で出題傾向を押さえておくとよいのかなという印象でした。
当社全体としましても、教育現場に適切な企画・提案ができる人材の育成を、今後も引き続き取り組んでまいります。
当社のICT支援員、および文教関連の事業・サービス
■文教ICT総合サービス https://www.pct.co.jp/itservice/education
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■文教ICTハイブリットサポート https://www.pct.co.jp/itservice/ict_hybridsupport
コンタクトセンターによる電話サポートと、ICT支援員による現地サポートを融合した当社独自のサービスです。 30年以上にわたり、パソコンや周辺機器などICT機器を中心としたコールセンターの運営をしてきた「PCテクノロジー」だからこその技術力・品質をご提供いたします。